地に足のついた種銭作り・投資で感じてしまう負の感情
個人投資家・FP(ファイナンシャルプランナー)のかえるさんが、投資をするうえでどうしても起こってしまう負の感情について書かれていました。
かえるさんが感じた負の感情は、地に足のついた種銭作り・投資をしている個人投資家さんは幾度も思ってしまったはずです。
マイペースに意識を集中、人にはいろんなペースがある
ですが一方で、情報が身近することもありストレスを感じることもあります。
なんとか10年以上投資を継続することができているので、それなりの経験は積んでは来ています。ですが、まだまだ安心できる資産づくりができていません。
一方で、あとからスタートされている投資家さんが速いスピードで資産を積み上げているのを見ると、もどかしさを感じてしまうこともあります。
すねている気持ちだからかしれませんが、株式へのリスクの取り方や、入金の額を高さを見かけることで、たまに負の感情が….。
自分と置かれている環境が違うので、当たり前なのに羨ましさを感じてしまいます。 せっかく自分なりの投資スタイルで楽しくできているのに、感情のコントロールで損をしています。
出典:かえるの気長な生活日記「抜かれていくばかりですが”マイペース”で」
自分より後発の投資家さんが、超ハイペースで種銭を積み上げ投資をしている姿を見ていると、
- 「アレ?ホントにこれで正しいのかな?」
- 「自分ってもしかしてダメダメなんじゃね??」
- 「レベル0って欠陥品なのかな???」
以上のような負の感情が、頭の中でどうしてもうごめくものです。
私自身、毎月収入の25%以上を種銭として貯めていますが、私以上にとんでもないペースで種銭を積み上げている個人投資家さんを見ていると、
「アレ?もしかして自分ってゴミクズ以下じゃなかろうか???」
と疑問に感じることもしばしば起こります。
毎月収入の25%を貯めることは、明治の大富豪・本多静六先生も推奨されていることです。
関連記事:本多静六流「四分の一貯金法」で投資の種銭の作り方を学ぼう
明治の大富豪が実践していることを忠実に行っていても、負の感情がどうしても起こってしまうものです。
負の感情が起こすノイズが種銭作り・投資を失敗させる
自分より後発の投資家さんの姿を見て、負の感情が頭の中でぐるぐるすると、自分なりのペースで地に足のついた種銭作り・投資ができていても、そこに疑問を感じてしまします。
地に足のついた行動に疑問を感じ出してしまうと、
- 別に今しなくてもいい転職を考える
- 週末の空き時間に単発のバイトを無理やり入れる
- 衝動的に副業を手掛けようとする
以上のようなノイズが入り込んで来るものです。
それこそせっかく素晴らしい条件で転職できたのに、そこに疑問を感じてまたすぐに転職しようか考えてしまうものです。
関連記事:病弱な私でも転職できた秘訣はこびと株.comに掲載済
私自身、先日給与・職場環境・福利厚生すべてが前職よりはるかに素晴らしい職場に転職できました。
ホントに以下の画像のようなことが実際にある超ホワイト企業の職場です。
ホワイト企業に転職した水曜日のかすみ pic.twitter.com/9NbiHYK3ff
— 結城鹿介@単行本1巻 11/27発売 (@shikanos) 2017年2月21日
定時退社を強いられるかすみ #社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった pic.twitter.com/lqb2peDS24
— 結城鹿介@しゃちホワ1巻 発売中 (@shikanos) 2018年1月19日
三が日の後、出かけるかすみ #社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった pic.twitter.com/byMLuLZrBJ
— 結城鹿介@しゃちホワ1巻 発売中 (@shikanos) 2018年1月5日
以上の画像のような超ホワイト企業に転職しても、
- 「やれ入金力がどうたら」
- 「やれ三菱がどうたらこうたらうんぬんかんぬん」
みたいなノイズが入り込むことで、疑問を感じてまたすぐに転職しようか考えてしまうわけです。
ノイズが入ることで、いいペースで進んでいる種銭作り・投資に乱れが生じる可能性が出てきます。
ノイズが入るときは大抵焦りが出ているものです。
焦っているときに何かを手掛けても、だいたいは良い成果は望めません。
成果が出ないことをしていれば、良い成果が出ていることにも悪影響を及ぼすことは避けられません。
焦って行動を起こしたがために、自分なりのペースでうまくいっている種銭作り・投資が失敗してしまう可能性が出てきます。
負の感情がうごめくことは、想像以上に恐ろしいものです。
ネガティブ・負の感情とうまく付き合うために、情報とは意図的に距離を置く
後発の投資家さんが、超ハイペースで種銭を積み上げ投資をしている姿を見ていると、ノイズが起こることはどうしても避けられません。
ノイズが頭に入り込めば、ネガティブ・負の感情は起こりやすくなります。
ネガティブ・負の感情とうまく付き合う一番簡単な方法は、さまざまな情報と一定の距離を置くことです。
どんな情報も受け止めようとするのでネガティブ・負の感情が起きやすくなるわけで、いろいろな情報とある程度距離を置くことで、ノイズが頭に入り込むことを事前に防ぎます。
情報と距離を置くのは、ツイッター上で飯テロ画像ばかりアップする個人投資家さんをミュートするのと同じことです。
飯テロ画像をミュートするのと同じように、
- 「やれ入金力がどうたら」
- 「やれ三菱がどうたらこうたらうんぬんかんぬん」
以上のような情報を意図的に遮断します。
「入金力ガー」「三菱ガー」といった情報をシャットアウトすることで、自分なりの地に足のついた種銭作り・投資を、取り乱すことなく続けやすくなります。
種銭作り・投資の道のりは長いです。だからこそ地に足をつけて続けていく
種銭作り・投資は瞬発力勝負の短距離走ではありません。どれだけ長く続けられるかどうか持久力勝負のマラソンです。
だからこそ、
- 「やれ入金力がどうたら」
- 「やれ三菱がどうたらこうたらうんぬんかんぬん」
といったノイズに心乱されないようにしたいところです。
ノイズが頭にうごめかないように、飯テロ画像をミュートするごとく、情報も意図的に摂取を控えていくのがおすすめです。
ネガティブ・負の感情とうまく付き合う(避ける?)ことで、種銭作り・投資を自分なりのペースで地に足をつけて続けていきたいところです。
種銭作りはローリスク・ローリターンの積み重ねで、着実に増やして投資に回していきましょう。
関連記事:配当金生活の元手となる種銭作りはローリスク・ローリターンで
投資ができること自体、思った以上に強力な武器を持っているわけですから。
学歴もないのに人生の遠回りまでしてしまいましたが、投資という武器を身に着けて前が明るくなりました。
その気持ちをもっと大事にしなければと思うこの頃です。
出典:かえるの気長な生活日記「抜かれていくばかりですが”マイペース”で」
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