種銭作りの基本はローリスク・ローリターン

あこがれの配当金生活を目指すうえで、その元手となるとても大切な種銭。この種銭、つまらないかもしれませんが基本的にローリスク・ローリターンで積み上げていきます。
配当金生活は税金がお得でサラリーマンでも拾える黄金の羽根という記事で、配当金生活について書いてます。
配当金生活は素晴らしいものですが、一朝一夕では手にできないものです。
なぜローリスク・ローリターンの積み重ねなのか。その理由は、ほとんど積み重なっていない種銭でおおきなリターンを狙っても、労力の割にはたいしたリターンを生み出さないからです。
大きなリターンを狙うのであれば、種銭を大きく積み上げてからのほうが、たとえば同じ1%の利回りでもリターンが大きく違ってきます。

例その1:種銭10万円と100万円で同じ1%のリターンを得た場合

  • 10万円で1%のリターン:1000円(英世ひとり)
  • 100万円で1%のリターン:10000円(諭吉ひとり)

例その2:種銭10万円と100万円で同じ2倍のリターンを得た場合

  • 10万円で2倍のリターン:20万円(諭吉20人)
  • 100万円で2倍のリターン:200万円(諭吉200人)
例その1・例その2ともに税金・手数料その他etc.は考慮せず
まったく同じ1%・2倍のリターンでも、種銭が多ければ英世と諭吉ほど・そして諭吉の人数にとんでもない差が出ます。
種銭が多ければ多いほど効率がいい現実を見れば、種銭を貯めていく過程で大きなリターンを狙うのは効率が悪いです。
大きなリターンを狙う効率が悪いときは、退屈でもローリスク・ローリターンで種銭を積み上げていくのが吉というのがわかります。宝くじというのがいかにバカバカしいかよくわかるものです(聞いてない)。

種銭作りの基本のひとつは身分相応・身の丈にあった生活から

種銭作りに欠かせない基礎となるのは、身分相応・身の丈にあった、ローコストな暮らしを送ることから始まります。
投資に必要な種銭を貯めるには身分相応・身の丈にあった暮らしをという記事で、身分相応・身の丈にあった暮らしの大切さを書いています。
種銭作りはローリスク・ローリターンとはいえ、お金を垂れ流さないように生活スタイルを見直すことは非常に大事です。穴が開いたバケツに水(種銭)は貯まりませんからね。
私自身は以前より家賃の安いところへ引っ越しして、もやしと鶏肉に深い愛を抱かざるを得ないような、種銭が貯まりやすくなるローコスト生活を送っています。
そしておつきあいしていた彼女と別れ交際費が大幅に減少したことで、種銭がより貯まりやすくなるローコスト生活にさらなる磨きがかかりました(笑)
私の元カノ、愛読紙まんがタイムきららキャラットの連載作品に登場するキャラと同名だったりします。大好きな愛読紙を毎号読みながら、毎月地味に精神的ダメージを受けている今日この頃です。

種銭作りのもうひとつの基本・労働収入を侮らない

種銭作りに欠かせないもうひとつの基礎が労働収入です。
身分相応・身の丈にあった生活をしながら、ローリス・クローリターンである労働収入を積み上げていきます。

ローリスク・ローリターンの労働収入を決して侮ってはいけません。連続増配銘柄への投資で有名な億り人投資家・立川一さんも、労働収入が侮れないことを強く主張されています。

私は投資を始めてから、種銭欲しさとはいえ仕事をもっとしっかりやるようになりました。

お陰で安月給が少しは上がり、多少部下からの信頼も得ました。

投資の才能あふれている人ならともかくとして、九九が出来なければ掛け算やさらに複雑な数学ができないように、大多数の人がやっているリーマンの仕事ができないようでは投資で成功するとは思えないんですよね。

株で食うということは、何百人、いや何千人に一人しか狙えないポストを狙っているのですから。

そして相場が軟調な時こそ輝くモノ、それは自分の労働収入です。

専業になるということは、それを手放すということですから、並大抵のものではないはずです。

出典:Value Investment since 2004 長期に配当収入増加と資産形成を目論む立川一の投資日記「軟調相場で輝くもの

労働収入が侮れないと主張しているのは立川さんだけではありません。明治時代の偉大なる大富豪・本多静六先生も、莫大な資産の礎は労働収入から始まりました。
本多静六先生については、東証マネ部!の記事・バフェット流投資を体現した日本人 本多静六の教えも参考になるはずです。
普段は大したことないと軽視されがちな労働収入ですが、身分相応・身の丈にあった生活とあわさることで、思った以上に結構大きな金額になってきます。
身分相応・身の丈にあった生活と、ローコスト・ローリターンで積み上げた種銭は、株式市場で不穏な空気が漂ったときに大きな力を発揮するものです。
株式市場で大暴落が起こり、しっかりと株主に報いてくれる多くの優良企業が投げ売りされるときがどこかで起こります。
そのときに、投げ捨てられたピカピカの優良企業を買い付けるための原資になるのが、身分相応・身の丈にあった生活と、ローコスト・ローリターンで積み上げた種銭です。
投げ売りされた優良企業を買うことで、地味かつ地道に貯めてきた種銭が大金に化けていきます。
株式市場で大金をつかむための原資だと考えると、労働収入が侮れないと思えてくるはずです

労働収入は四分の一天引き預金で着実に貯めていく

労働収入を貯めていく際に役立つのが、本多静六先生考案の四分の一天引き預金という考え方です。
四分の一天引き預金とは、給料等の労働収入が入ればそのうち四分の一(25%)を強制的に天引き預金してしまう貯金法となっています。
さらにはボーナスその他etc.の臨時収入があった場合、それも無かったことにして「四分の一天引き預金」の一部に全額組み込んでしまいます。
労働収入の四分の一(25%)を天引き預金し、そこにボーナス等の臨時収入をさらに組み込む。このサイクルの繰り返しが四分の一天引き預金です。

四分の一天引き預金でぜひ使いたいのが、インターネット銀行の定額自動振込サービスです。

定額自動振込サービスとは、ご指定のお振込先に、毎月の振込日または毎週の振込曜日と、振込金額を指定して、繰返し自動的に振込予約を登録するサービスです。

定額自動振込に登録したものは、振込実行日前日の0:00に振込予約として登録され、振込実行日の6:00ごろ振込が実行されます。

定額自動振込サービスは10件まで登録可能です。

登録する際には、現在の登録振込先から選択することも、新しく振込先を指定して登録することもできます。

毎月の振込指定日として、1日~31日までを指定することができます。

指定日が銀行休業日の場合に、その前営業日に振込をするか、翌営業日に振込をするかもご指定いただきます。(指定した日が存在しない場合、当該月の月末に設定されます。)

出典:住信SBIネット銀行公式サイト

インターネット銀行の定額自動振込サービスを利用することで、手間をあまりかけることなく、四分の一天引き預金をスムーズに実行していくことができます。
種銭作りだけにに限りませんが、いい流れのサイクルを回し続けていくには、余計な手間はできるだけかけないことが非常に重要です。

種銭は小さいと雑に扱いがちになるから要注意

種銭を積み上げておく必要性はもうひとつあります。種銭は小さい場合、額が小さいゆえに雑な投資をして雑に扱いがちになるからです。
種銭の金額が小さいと、一発大逆転のリターンを狙ったりしがちで、慎重に考えることなく投資をすることが多かったりします。
慎重に考えず雑な投資をすると、ただでさえ少ない種銭を、さらに少なくするかなくすという過ちを犯しがちとなります。
だからこそ種銭を大きく積み上げて、額の大きさにビビッて慎重かつ丁寧な投資を心がけるような仕組みをつくるわけです。
雑な投資で種銭を溶かしていくことで、日々のもやし・鶏肉生活が台無しになってしまい、私がきららキャラットを読んで受ける以上の精神的ダメージを受けます。
人間は現金な生きものですから、大金を見れば大抵ビビッて慎重になるものです。このビビりな性質をうまくいかして、種銭をローリスク・ローリターンで積み重ねていきましょう。

種銭作りはとにかく地味。だけどその先にはあこがれの配当金生活

種銭は日々の地道な節約(もやし・鶏肉生活のような)・引っ越し・保険料の見直し・各種契約サービスの見直し等といった、ローリスク・ローリターンの積み重ねで地味に積み上げていきます。
もし固定費を削って1万円の節約ができれば、それは1000万円を年利0.1%の定期預金で持っているのと同等のリターンを生み出すものです(注:税金等は考慮せず)。
ひとつひとつはローリターンでも、それが積み重なっていくことで、最終的には憧れの配当金生活の原資へとつながります。
配当金生活でポートフォリオに入れておきたい連続増配銘柄という記事で、配当金生活について詳しく書いています。
日々の地道な節約やコストの見直しで、たとえ地味でも種銭を着実に積み上げて、一日も早い配当金生活の第一歩を踏み出していきたいところです。

配当金に加えて株主優待があれば鬼に金棒

保有銘柄の配当金にプラスして、株主優待もあればまさに最高としかいいようがありません。株主優待をフル活用して生活費を削減することで、さらに種銭作りを加速させられるわけです。
株主優待でティッシュ・トイレットペーパーを自給自足するという記事で、種銭作りのその先にある、株主優待をフル活用している億り人投資家さんについて書いています。

株主への公平性の観点ではいろいろ言われている株主優待ですが、活用できるものは素直に活用して、配当金生活のための種銭作りを加速していきましょう。

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