銀行口座を2つ用意する意味とは?

林總著「正しい家計管理」の中では、2つのノートを用意することのほかに、2つの銀行口座を用意することを提唱しています(「正しい家計管理」の感想エントリー)。

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2つの銀行口座を用意することの意味は、お金の用途を明確にすることと、お金を使いにくくするためです。お金の用途を明確にして、かつ使いにくくすることで、お金が貯まる黒字体質の家計にすることができます。

お金の用途を明確にする意味とは?

2つの銀行口座の銀行口座のうち、ひとつは貯蓄を含めた入金専用として、もうひとつは支払いをするための出金専用の口座として利用していきます。
お金の用途を明確にする意味は、使ってはいけないお金と使ってもいいお金を混ぜないためです。1つの口座でやりくりして、使ってはいけないお金と使ってもいいお金が混ざっていると、どうしても使ってはいけないお金まで使い込んでしまいます。
銀行口座を2つ用意して使いわけることで、使ってもいいお金の使い込みを防ぎ、しっかりとお金を貯めていくことができます。

お金を使いにくくする意味とは?

2つの銀行口座を用意して、入金専用・出金専用と用途を分けると、お金はかなり使いにくくなります。お金を使いにくくする意味は、入金専用口座にお金が貯まるようにして、黒字体質の家計を作り上げるためです。
お金を使いにくくして黒字体質にしていくことで、自然とお金が貯まるシステムを家計に自然と組み込んでいけます。
自然とお金が貯まるシステムを家計に組み込んでいくことで、過剰に意識せずとも家計の黒字を維持することが可能です。

口座の使いわけは面倒くさい。本当に面倒くさくてしかたがない

本来1つの銀行口座で済むことを、正しい家計管理では銀行口座を2つにわけて行います。使ってはいけないお金と、使ってもいいお金をわけることはかなり面倒くさいことです。
しかしこの面倒くささが、正しい家計管理では欠かせないものになっています。面倒くさいからこそお金が使いにくくなり、お金が使いにくいからこそお金が貯まり、そしてそれを過剰に意識せずとも維持することが可能です。

面倒くささは善。それを楽しみながら正しい家計管理の一歩を踏み出す

社会一般的に、面倒くささは悪です。しかし正しい家計管理では、それが一変して善となります。銀行口座を2つ用意して、お金の使い方を面倒くさくすることは、自然とお金が貯まる体質を作る第一歩です。
自然にお金が貯まるということは、それがシステム化されて労力が少なくなっていることに他なりません。
正しい家計管理における面倒くささは、家計を継続的に黒字化したうえ将来労力を少なくし、精神的にほっとするのに欠かせないものです。
今の面倒くささが将来の楽になると考えると、それを楽しんでいける気持ちも生まれてきます。将来の楽のために、今の面倒くささを楽しみながら、正しい家計管理の一歩を踏み出していきましょう。

補足:支払いをするための出金専用口座は、総合口座にするようにします。参考:正しい家計管理で支払専用口座を総合口座にする意味