意外とガチ百合!中学浪人はどこ行った?

篤見唯子先生、まんがタイムきららで好評連載中、2018年1月からアニメ放送開始。主人公・一之瀬花名の成長物語と見せかけて、実は結構ガチ百合マンガなスロウスタート5巻の感想です。

連載初期は、主人公・一之瀬花名(はなちゃん)が、百地たまて(たまちゃん)・十倉栄依子(えーこちゃん)・千石冠(かむちゃん)の3人と出会い、中学浪人のショックから少しずつ立ち直り成長していく物語でした。
・・・・・が、いつの間にかえーこちゃんと担任の榎並清瀬先生(えなみー先生)の、ニヤニヤが止まらないガチ百合を愛でるのが物語のメインとなっています(笑)
えーこちゃん×えなみー先生のガチ百合以外にも、えーこ×かむちゃん・えーこ×危ないクラスメイト・はなちゃん×同じく危ないクライメイトのガチ百合も、物語に彩りを添える形で見どころ満載です。

物語のメイン・えなみー先生×えーこちゃんのガチ百合が見逃せない

もはやスロウスタートのメインディッシュとなってしまっている、えなみー先生×えーこちゃんのガチ百合は必見です。
えーこちゃんの指先についた、クレープのクリームをなめるという、ドキドキビジュアルなイベントスチルを発動させるえなみー先生。
串揚げ居酒屋にて、酔っているかのような勢いで、大人の雰囲気全開でえーこちゃんの心をかき乱し、誘惑するかのようにいじめる百合プレイをするえなみー先生。
学校にて、さり気なく素でえーこちゃんを「栄依子」と呼び捨てにするえなみー先生。
かむちゃんに対しては攻めでありながら、えなみー先生に対しては防戦一方な受けに変貌するえーこちゃん。えーこちゃんの攻めと受けが真逆になるギャップが、えなみー×えーこのガチ百合を愛でるポイントです。
正直なところ、はなちゃんの成長物語本編そっちのけで、えなみー×えーこのガチ百合が異常に盛り上がっているのは間違いありません(笑)
百合好きなかたは、えなみー×えーこのガチ百合にニヤニヤが止まらないはずです。はい、百合好きなわたしもニヤニヤが止まりませんでした・・・・・。





見逃しがち?えーこちゃん×かむちゃんの馴れ初めも見逃せない

えなみー×えーこのガチ百合に完全に隠れがち?ですが、えーこちゃん×かむちゃんが出会った馴れ初めも見逃せないポイントです。
ふたりの出会いは小学6年生のとき。えなみー先生の大人なガチ百合と違って、えーこ×かむの百合はガチでディープというより、ほんのり甘い感じの温かいゆるい百合(いわゆるゆるゆり?)。
ほのかでゆるい百合を感じさせつつ、勇気を振り絞って、かむちゃんが厳しい両親に怒られないように守る、えーこちゃんの姿はグッとくるものがあります。
本来はグッとくるシーンといった、各キャラの成長物語がメインのはずなのですが、えなみー×えーこのガチ百合に隠れてしまっているのがちょっと惜しいところです。

サブキャラのクラスメイトたちが意外と危ないガチ百合勢ばかり

だいたいの作品では、クラスメイトたちはキャラ立ち等がそれほど作りこまれていないモブキャラが多いです。
スロウスタートという作品、本来モブキャラで終わりそうなクラスメイトたちが、ちゃんとフルネームがあり、意外と危ない感じのガチ百合に作りこまれているところが侮れない点となっています。
えーこちゃん激ラブなクラスメイト・椿森幸(つばきもり・さち)さん。おみやげ?のアロマオイルで、えーこちゃんを眠りに陥れるあたりから、かなり危険なガチ百合感が漂ってくる点がポイントです。
生徒会副会長・兆野綴(ちょうの・つづり)さん。独占禁止法で摘発されそうな勢いで、はなちゃんを百合百合しく独占しようとする、椿森さん同様結構危ないガチ百合勢です。
成長物語が置き去り?にされて、各キャラの百合が物語のメインになっているスロウスタートという作品。
大人な百合・ほのかな百合もいいですが、危ない雰囲気漂う百合もなかなかいいものです。様々なシチュエーションの百合を楽しみたいかたには、スロウスタートという作品は満足がいく出来になっています。
百合好きな私としては、スロウスタートは大変美味な作品です。ブレンド・Sに登場する、百合好きなヘタレ男子・秋月くんも悶えまくること必至なはずです。

うまくトレンドに乗った?スロウスタートの今後はやはり見逃せない

今、百合マンガがトレンドになっているのは間違いありません。
スロウスタートが成長物語からガチ百合メインに変質したのは、今のマンガのトレンドを反映しているからなのかもしれません。
スロウスタートがアニメ化作品にまで上り詰めたのは、うまく百合という時代のトレンドをとらえられたというのが大きいはずです。
百合好きの私としては、スロウスタートがガチ百合メインで突き進んでくれるのはもちろんうれしいです。

が、はなちゃんが中学浪人という傷を秘めながらも成長していく物語も、忘れ去られることなくしっかりと描かれてくれることも期待して止みません。