【書評】林總「貯まる生活―見えない未来にそなえる家計マネジメント術」

お金関係の本
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この本はドラッカー理論をミックスしたお金の基礎本

ベストセラー「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」が有名な林總さんの著書「貯まる生活―見えない未来にそなえる家計マネジメント術」を読みました。

この本は、林さんのほかの著書でもよく題材に取り上げれられているドラッカー理論をベースにした、初心者向けのお金の基礎本です。

この「貯まる生活」を書くうえで、林さんは以下のドラッカー関連書籍を参考にされています。

マネジメント【エッセンシャル版】

  • 傍観者の時代
  • ポスト資本主義社会
  • 創造する経営者
  • イノベーションと企業家精神
  • 非営利組織の経営
  • 現代の経営
  • ネクスト・ソサエティ
  • 明日を支配するもの
  • すでに起こった未来
  • ポスト資本主義社会
  • 未来への決断
  • ドラッカー 365の金言
  • 変革の哲学

初心者向けのお金の本でありながら、これだけのドラッカー本を参考図書にして本書は書かれているところがポイントです。

これだけドラッカーのエッセンスが詰まっていると思うと、お得感も感じてしまいますね。

家計簿の管理・支出監理の基礎が、ドラッカー理論をベースに平易に書かれている

本書「貯まる生活」は、主人公・佐伯真希とコンサルタント・石丸啓次郎の、新幹線でのふとした会話から始まる、ドラッカー理論をベースにしたお金の物語です。

初心者向けの平易な表現でありながら、随所にドラッカー理論・名言を、わかりやすくちりばめているところが見どころとなっています。

著者の林さん自身がドラッカーに造詣が深いこともあります(ドラッカー関連書籍も多数書かれているくらいです)。

ここぞというタイミングでドラッカー理論・名言を登場させているので、林さんのドラッカー理論に対する理解の深さも見逃せません。

ドラッカー自身は存命中、お金の使い方の重要性について啓蒙されていたとのこと。

ドラッカーのお金に対する啓蒙と、林さんのドラッカー理論に対する造詣の深さがうまくミックスされています。

ドラッカーテイストの家計簿管理・支出管理の基礎がわかりやすく書かれているのが、この「貯まる生活」という本です。

ストーリー形式で書かれているので、お金の初歩的な読みものとしておすすめ

主人公・真希とコンサルタント・石丸との会話形式で書かれている本書。

真希の家計簿あるある・石丸の切れ味鋭いツッコミが、平易でわかりやすいストーリー形式で書かれています。

ドラッカー理論がベースですが、そんなことを感じさせないところがポイントです。

お金の初歩的なことについて、うなずきなら知ることができます。
ページの行間も詰まっている感じがないので、見た目も読みやすく読んでいても疲れにくいです。

本を読むのが早いかたであれば、一時間足らずで読めてしまうかもしれません。

内容が初心者向けで平易ですので、ある程度お金の知識があるかたには物足りない感じです。

本書はお金に関すライトノベルといったテイストでしょうか。お金に関する知識をこれから身につけたいというかたには、お手軽で読みやすい一冊となっています。

林さんの他の著書の感想も書いています。関連記事:【書評】林總著「正しい家計管理」。家計見直しのきっかけに

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