株式投資の入金と入金投資法はまったくの別物
億り人投資家・立川一さんが、ツイッター上で株式投資における入金と入金投資法の違いについてツイートされていました。
(入金投資法9)
【結論】ファンダに基づく投資家の「入金」は「入金投資法」と言われているものとは全く違うものです。
前者は「元本の追加」を指し、パフォーマンスは入金の影響を考慮して計算します。
後者は口座残高を維持するためだけの「損失補填」を指すようです。— 立川 一 (@vis2004) 2017年5月19日
ファンメンタルに基づく入金は、危ない橋を極力渡らず、安定的な利益を殖やすための元本追加。
入金投資法に基づく入金は、危ない橋を渡ったギャンブルの結果、損失穴埋めという名の口座残高維持のための入金。
ファンダメンタルに基づいた入金と、入金投資法に基づいた入金は、根本的にまったく意味合いが違います。
ファンダメンタルに基づいた入金は事業拡大のようなもの
例えばある日、サラリーマンから独立を決意し事業を始めたとします。
そして事業内容がオシャレネコカフェだったとしましょう。そのオシャレネコカフェ、さいわいにもとても繁盛しかなり儲かっています。
事業がうまくいっているのであれば、事業拡大を目指すのが商売人のサガではないでしょうか。
そして事業拡大するにあたって、自己資金の投入・銀行からの融資・第三者から出資を受けるといった形で、事業に資金を追加投入していくはずです。
株式投資におけるファンダメンタルに基づいた入金とは、事業拡大における資金の追加投入と同じではないでしょうか。
ともに今より利益を拡大するため資金を追加投入するわけですから。
事業拡大による資金投入と同等である、ファンダメンタルに基づいた入金が、危ない橋を渡るギャンブルの入金投資法とごっちゃにされて批判されるのは理不尽ではないでしょうか。
入金批判に臆することなく、利益を伸ばすために積極的に入金しよう
ファンダメンタルに基づいた入金を、入金投資法と批判するかたもされたかたも勘違いされていることが多いです。
お互い不幸な勘違いが発生するのは(特に批判されたかた)、ファンダメンタルに基づいた入金と、危ない橋を渡ったギャンブルの損失穴埋めによる入金の区別がついていないからではないでしょうか。
ファンダメンタルに基づいた入金であれば、批判に臆する必要はまったくありません。
やっていることは、商売人の事業拡大における資金の追加投入と同じなのですから。
ファンダメンタルに基づいた株式投資で、危ない橋を渡らず利益を安定的に殖やしていくのであれば、入金で元本を追加していくのは欠かせません。
事業が順調な経営者になった気持ちで、積極的に証券口座に入金して元本を増やし、株式投資による利益を拡大していきましょう。
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